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2023年12月に読んだ本

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これから読む人の楽しみを奪わない読書記録

2023年12月に読んだ本は、9冊、3,050ページ
2023年に読んだ本は、109冊、37,026ページ

椿山課長の七日間/浅田次郎

ページ数

416

読了日

2023年12月3日

感想

予想通り泣かされた😭
浅田さん、うますぎるよ。

さて自分なら?
やはり心置きなく反省ボタンを押して極楽に行きたい。
そのためにも、自分に関わってくれた人たちに思いを馳せ、時間を割いてでも「ごめんなさい」と「ありがとう」を言っておこうと思う。

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領怪神犯/木古おうみ

ページ数

288

読了日

2023年12月6日

感想

「人智を超えた人間の手に負えない超常現象又はそれを引き起こすものを、俺たちは”領怪神犯”と呼んでいる」

領怪神犯を調査するだけ。
解決することがないのですっきりしない。

手に負えない神よりも信念に凝り固まった人間の方が恐ろしいと思った。

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永遠の途中/唯川恵

ページ数

297

読了日

2023年12月9日

感想

二人の女性のそれぞれの人生。

他人と比べなければいいのに。
もう一つの人生なんか考えなければいいのに。
期待しなければ裏切られないのに。
それをやってしまうのが人の常。

「何をどう生きようと、行き着くところは結局同じ」

読むだけで疲れた。

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月夜の島渡り/恒川光太郎

ページ数

256

読了日

2023年12月12日

感想

沖縄諸島を舞台にした不思議な物語七篇。
「クームン」「月夜の夢の、帰り道」が好きなタイプの話だった。

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天網 TOKAGE2 特殊遊撃捜査隊/今野敏

ページ数

368

読了日

2023年12月15日

感想

刑事部のオートバイ部隊、TOKAGE。
車両の追跡や偵察を行うのが主な任務。
同時に発生した3件のバスジャックを追う。

メンバーの力量を信じて働きやすく采配するのが優れたリーダー。
必要以上に指示するリーダーはチームをダメにする。

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コンビ人間/村田沙耶香

ページ数

168

読了日

2023年12月17日

感想

莊子の「渾沌七竅に死す」を思い出した。
渾沌は死んじゃったけど、彼女はコンビ人間の完全体として生まれ変わった。
これで「ふつう」に惑わされない無敵となった。
よかった、よかった。

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そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ

ページ数

425

読了日

2023年12月22日

感想

血のつながらない親という名のランナーたち。
それぞれの愛が少女を幸福の未来へと繋いでいく。
悲しくて寂しくてたくさんの涙を流したけれど、強くて明るくなれたのは互いを思いやる心があったから。

幸せいっぱいの読後感。
目と鼻の大掃除ができた😭

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自転しながら公転する/山本文緒

ページ数

672

読了日

2023年12月30日

感想

古い価値観や偏見は自他ともに苦しめる。
それがわかっていても捨て切れずに苦しんでしまう。

プロローグにどうつながるのかだけが知りたくて最後まで読んだ。
結局共感できずに本を閉じてしまった。
敢えて友達にするなら貫一とそよかくらいかな

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信仰/村田沙耶香

ページ数

160

読了日

2023年12月31日

感想

8篇からなる短篇集(一つはエッセイかも)

村田さんの作品はいつも視点が新鮮で大切なことを思い出させてくれる。

「信仰」
科学だって客観性を信仰してるしね。
度が過ぎるとそれは信仰だな🤔

「生存」
格差社会によるディストピア。
ますます生きづらくなるな🤔

「土脉潤起」(どみゃくうるおいおこる、つちのしょううるおいおこる)
自然の恩恵を受けているのに、土で汚れることを嫌う自分がいる🤔

「彼らの惑星へ帰っていくこと」
非力な子供時代は守ってくれる存在が必要なんだ。
そして大人になっても。

「カルチャーショック」
均一を極めれば無になるのでは🤔

「気持ちよさという罪」
多様性という言葉を使うと意識が高い人みたいで気持ちがよい。
異物は救われず、言葉だけが歩き出して軽くなる。
口だけなら、気持ちよくなりたいだけなら、それは罪である。

「書かなかった小説」
自分のクローン4体と暮らすなんて鬱陶しいだろうな🤔

「最後の展覧会」
芸術も旅も永遠に魅了するものなんだね🤔

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読書メーター

Posted in  on 12/31/2023 by rteak |  


2023年11月に読んだ本

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これから読む人の楽しみを奪わない読書記録

2023年11月に読んだ本は、10冊、2,834ページ
2023年に読んだ本は、100冊、33,976ページ

何者/朝井リョウ

ページ数

272

読了日

2023年11月4日

感想

誰しも少なからず醜い部分を持って生きている。
拗らせる前に何とかしておこう。
上から目線で他人を批評している場合ではない。
それを指摘してくれる友人は貴重だ。
大切にしよう。

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和菓子のアン/坂木司

ページ数

314

読了日

2023年11月5日

感想

この作品の魅力は、アンとアンを取り巻く人々。
みんなキャラが立っているけれど善人ばかり。
彼らのドタバタを見ていると幸せな気分になれる。
和菓子に纏わる言葉遊びや散りばめられた謎解きも楽しい。
百貨店の裏側や隠語にも驚きがあった

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1984/ジョージ・オーウェル

ページ数

428

読了日

2023年11月11日

感想

まさにディストピア。
こんな世界は絶対に嫌だ。
現実世界でも油断すれば特定の奴らに支配される危険はある。
過去や事実の捏造、痛みや苦しみ、緊張の持続で思考を停止させ自由を奪おうとする奴ら。そんな奴らに出会ったら逃げるしかない。

この小説に近いことは中露朝などで起きている。
歴史を紐解けば日本の江戸時代も含めて枚挙にいとまがないだろう。
人間が集まれば支配する者と支配される者の関係ができる。
宗教団体、ブラック企業、学校、ママ友等。
支配しようとする奴らがいたら即刻そこから離れるべきだ。

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無貌の神/恒川光太郎

ページ数

233

読了日

2023年11月12日

感想

6篇からなる短編集。
ファンタジーのような「カイムルとラートリー」が一推し。
いずれもよかったが、敢えて順位をつけるとしたら、二位は「廃墟団地の風人」、三位は「死神と旅する女」、四位は「青天狗の欄」、五位は「無貌の神」、六位は「十二月の悪魔」だな。

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満月珈琲店の星詠み/望月麻衣

ページ数

212

読了日

2023年11月14日

感想

満月の夜に現れる不思議なカフェ。
失意に沈んだ人たちをもてなす。
それには理由があった。

京都、カフェ、猫、占星術、スイーツ、恋バナ、まるでレディースランチのような、素敵な話だった。
満月バターのホットケーキが食べたい。

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白昼夢の森の少女/恒川光太郎

ページ数

273

読了日

2023年11月18日

感想

11篇からなる短編集。
いずれも独特の世界観。
やはりこの本のタイトルになった「白日夢の森の少女」が最もよかった。
「和菓子のアン」の坂木司のリクエストに応えて書いた「古入道きたりて」では、おはぎが本当においしそうだった。

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トッケイは七度鳴く/宮内見

ページ数

374

読了日

2023年11月21日

感想

元々自費出版だったらしい。
そんなことを全く感じさせない素晴らしい作品だった。
多くの参考文献を下地に練られた物語は真実がかなり含まれているように思えた。

不撓不屈の精神は奇跡を起こす。

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ヴンダーカンマー/星月渉

ページ数

241

読了日

2023年11月24日

感想

相関図が作りたくなるようなミステリー。
面倒なので作らなかったが...

他者を自分のシナリオ通りに操るサイコパス。
せっかくのギフトは欲望のためにしか使えなかった。

ギフトが他者のために使えないのは親からの愛情に飢えていたからなのか...

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異神千夜/恒川光太郎

ページ数

241

読了日

2023年11月25日

感想

「鼬」「樹海」「憑依」に纏わる物語四篇。
四話目の「金色の獣、彼方に向かう」が好き。
ルークのような頭のよい生き物と旅をしてみたい。

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おいしい旅/近藤史恵、坂木司、篠田真由美、図子慧、永嶋恵美、松尾由美、松村比呂美 

ページ数

246

読了日

2023年11月29日

感想

全七話からなる短編集。
コロナ禍で旅行や飲食の自粛が求められた頃の作品たち。
読むだけで旅とグルメが楽しめた。
松村比呂美の「糸島の塩」が一推し。

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読書メーター

Posted in  on 11/30/2023 by rteak |  


2023年10月に読んだ本

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これから読む人の楽しみを奪わない読書記録

2023年10月に読んだ本は、14冊、4,274ページ
2023年に読んだ本は、90冊、31,142ページ

きみが来た場所/喜多川泰

ページ数

260

読了日

2023年10月1日

感想

「世にも奇妙な物語」でたまに放送されるハッピーな物語のような作品。
説教臭いところはあるけれど嫌いではない。

親が子に与えるべきものは「どんな時代でも強く生きていける力」という考え方に共感。

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パッとしない子/辻村深月

ページ数

43

読了日

2023年10月1日

感想

数時間前に話したことも忘れるような教師。
10年以上も前の記憶なんて都合よく変えてしまっている。
居た堪れないくらい詰められても簡単に嘘をつこうとする。
軽すぎる言動は死んでも直らないだろう。

後味の悪いショートストーリー。

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むらさきのスカートの女/今村夏子

ページ数

216

読了日

2023年10月3日

感想

結局、「黄色いカーディガンの女」に同情してしまった。
何かと読みが外れて裏切られるところは自分に似ている。
違うのは自分に似た友達を作ろうとするところ。
裏切られるくらいなら友達なんていらないのにね。

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グラスホッパー/伊坂幸太郎

ページ数

318

読了日

2023年10月5日

感想

適度なハラハラとドキドキ。
都合のよい偶然が自然に重なるから安心して読める。
軽妙な会話に名言や真実が散りばめられているのもいい。
再読したくなる作品。

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黒い家/貴志祐介

ページ数

392

読了日

2023年10月8日

感想

自分で災いを招き、事態を悪化させて犠牲者を増やしてしまう迷惑な奴。
人の命や財産に関わる職業に就いているくせに危機意識がなく、軽率な行動をとる。

必然的にハラハラさせられる場面が増える。
作者としてはそれが狙いだったのだろう。
まんまと嵌められた気がする。

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AX(アックス)/伊坂幸太郎

ページ数

384

読了日

2023年10月10日

感想

恐妻家の殺し屋。
ただの恐妻家ではない。
愛する妻がいつも笑顔でいてほしいから顔色を窺うのだ。

フェアであることにこだわる。
何よりも自分のため。
そして自ら犯した非道と決別するために。

ax には突然何かを止める、断ち切るという動詞としての意味もある。

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夜市/恒川光太郎

ページ数

218

読了日

2023年10月12日

感想

不思議な夢を見ているようだった。
もう少しそこにいてもいいかなと思うくらい怖くはなかった。

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マリアビートル/伊坂幸太郎

ページ数

539

読了日

2023年10月16日

感想

読み進むうちに映画のイメージは完全に消えた。
蜜柑と檸檬は日本人になり、ブラットピットは消えて本来の七尾に。

槿の役割がずっと気になっていたが、そういうことだったのか。

悪魔のような中学生にムカムカ。
でもレジェンドの登場でスッキリ!

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ジョーカー・ゲーム/柳広司

ページ数

251

読了日

2023年10月20日

感想

旧日本陸軍に創設された諜報員養成学校「D機関」。
何も信じない、愛情や憎しみはとるに足らないものとして徹底的に叩き込まれる。

「スパイとは見えない存在だ」
「殺人、および自決は、スパイにとっては最悪の選択肢だ」
「とらわれることは、目の前にある状況を見誤る第一歩だ」
これらのセリフを軸に展開する短編集。

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イーロン・マスクの生声/ジェシカ・イースト

ページ数

256

読了日

2023年10月20日

感想

思ったよりも真っ当な考え方をしている。
言うことがコロコロ変わるので鵜呑みにはできないが・・・
少しだけ見直した。

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天使の囀り/貴志祐介

ページ数

530

読了日

2023年10月23日

感想

怖いというよりとにかくリアリティがあって気持ち悪かった。
晩ごはんを食べながら読んだけれど。

あれは二人で処理せずに警察も巻き込むべきだったと思う。

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精鋭/今野敏

ページ数

350

読了日

2023年10月26日

感想

純朴な新任警察官が特殊急襲部隊(SAT)に入隊するまでを描いた成長物語。
警察官も自衛官もあってはならないことのために厳しい訓練を積み重ねる。

我々の安全は彼らの弛まぬ努力の上に成り立っているのだ。
心より感謝の念を抱く。

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ダブル・ジョーカー ジョーカー・ゲーム/柳広司

ページ数

257

読了日

2023年10月29日

感想

「何物にもとらわれず、自分自身の目で世界を見ること」
それができるかどうかで物事の成否が決まる。
日本陸軍がその最たるもの。
硬直化した思考で失敗への道を突き進んだ。

禅の修行でもしようかな?

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パラダイス・ロスト ジョーカー・ゲーム/柳広司

ページ数

260

読了日

2023年10月31日

感想

自分が殺人犯にされそうな状況でも一切動じない。
「死ぬな、殺すな」を守りながら、どんなピンチでもチャンスに変えられるという絶対的な自信。
そして人間としての優しさも忘れない。

小説の世界とはいえ、すごく憧れてしまう。

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読書メーター

Posted in  on 10/31/2023 by rteak |  


【LIST】読書について

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読書の効果

  1. 知識が増える。小説であっても作者が時間をかけて取材したことを瞬時に学べる
  2. 成長する。読書は読む者に変化をもたらす力がある
  3. 集中力が養われる
  4. 忍耐力が養われる
  5. 有意義で楽しい時間が過ごせる

読書の方法

  1. どんな読み方でも構わない
  2. 味わいながらじっくり読む
  3. タイトルの意味を探しながら読む
  4. 紙の本を読む、電子書籍で読む、オーディオブックで聴く
  5. 立って読む、座って読む、寝転がりながら読む(オーディオブックなら歩きながら聴ける)
  6. 読みながら、思ったこと、感じたこと、考えたことをノートや SNS に記録する
  7. 感想をノートや SNS に記録する
Posted in  on 10/14/2023 by rteak |  


2023年9月に読んだ本

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2023年9月に読んだ本は、9冊、3,026ページ
2023年に読んだ本は、76冊、26,868ページ

幼年期の終り/アーサー C クラーク

ページ数

390

読了日

2023年9月5日

感想

科学技術では人類を遥かに凌ぐオーバーロード。
彼らの地球来訪により人類の世界は統一され永劫の平和を迎える。
だが、彼らの来訪の目的は別にあった。

オーバーロードの目的を推理しながら読んだが、思わぬ展開と結末に心が騒いだ。

古いSFだが、まったく色褪せない作品だった。

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シャドウ/道尾秀介

ページ数

352

読了日

2023年9月7日

感想

「えっ?」の連続。
そして「疑ってごめんなさい」に。
本当に悪い奴は直感的にわかったけれど。
伏線回収も見事だった。
最後は幸せな気分に。

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無限大ガール/森絵都

ページ数

42

読了日

2023年9月8日

感想

日替わりハケン部員として活動する女子高校生の成長を軽妙なタッチで描いた物語。

短い作品ながらも読後感はとても爽快。

自分を捨てれば可能性は無限大!

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モナリザ・オヴァードライヴ/ウィリアム・ギブスン

ページ数

482

読了日

2023年9月14日

感想

時間はかかったが、何とか読み通せた。
黒丸尚という有名なSF作品の翻訳家の翻訳。
理解できたのは8割くらい。
自分の読解力の問題もあるだろう。
話の筋はよかった。

いまはリアルの世界でもフェイクが多い時代。
VR技術が進んで現実との境目がなくなれば、人間は現実離れした幸福感を求めて生きていくのだろうな。
ドラッグだっていらなくなるに違いない。

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数学者たちの楽園/サイモン・シン

ページ数

496

読了日

2023年9月19日

感想

数学や物理学等の学位を持った脚本家たちが制作する米娯楽番組「ザ・シンプソンズ」。
彼らはわかる人(ナードやギーク)にしかわからないジョークを番組の中に潜ませているという。
その裏話から派生する数学のエピソードがてんこ盛り。

学者さん特有の無邪気な自慢話を少しだけ我慢すれば、知的好奇心が大いに満たされる。
サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」が好きな人ならきっと気に入るにちがいない。

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カラスの親指/道尾秀介

ページ数

520

読了日

2023年9月23日

感想

気持ちよく騙された。
騙してくれてありがとうという気分。

終盤まで物足りなさを感じていたが、きっと騙してくれると信じていた。
そういう意味で期待を裏切らない作品だった。

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カエルの小指/道尾秀介

ページ数

338

読了日

2023年9月27日

感想

カエルの小指ってそういうことだったのか。

ペテンで他人の人生を救う。
それで自分の人生も救われる。

「カラスの親指」と同じく、幸せな気分で本を閉じた。

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星のかけら/重松清

ページ数

234

読了日

2023年9月28日

感想

思い悩んで動けなくなった者を照らす星のかけら。
自分の力で歩いていく勇気を出した者だけに見える輝き。

いじめられていた中学時代を思い出した。
少し勇気を出すだけで世界が変わる。

生きるって、なんか、すごい。

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その話を聞かせてはいけない/道尾秀介

ページ数

62

読了日

2023年9月29日

感想

この作品はホラーなのか?

結末は現実とも取れるし、妄想とも取れる。

短編にしてはキレは甘かった。

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読書メーター

Posted in  on 9/30/2023 by rteak |  


2023年8月に読んだ本

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2023年8月に読んだ本は、10冊、3,985ページ。
2023年に読んだ本は、67冊、23,842ページ。

屋上のテロリスト/知念実希人

ページ数

366

読了日

2023年8月1日

感想

2つの国家を手玉に取るJK。
その深慮遠謀に翻弄される為政者たち。

痛快だった。
回収の前にわかってしまう伏線もあったが、それも含めて楽しめた。

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産霊山秘録/半村良

ページ数

502

読了日

2023年8月7日

感想

「産霊山」と「ヒ」をモチーフに戦国時代から現代までの歴史を解く推理小説。
明智光秀、猿飛、佐助、鼠小僧次郎吉、坂本龍馬、近藤勇、沖田総司らが登場。

本能寺の変については得心。
歴史は証明のしようがない。
推理が面白ければよい。

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ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎

ページ数

690

読了日

2023年8月11日

感想

目的を果たすまで手段を選ばぬ権力者。
ターゲットになってしまった善良な市民。
真実の声なんて届くはずもない。
取るべき道はたったひとつ。

伏線がいっぱい。
面倒なので数えなかったけれど。

ロックなオヤジたちが格好よかった。
締めのストーリーもロックだね。

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火のない所に煙は/芹沢央

ページ数

288

読了日

2023年8月13日

感想

ミステリー色の強いホラー。

恐怖を感じさせるための仕掛けが幾重にも。
それでもあまり恐怖を感じなかった。

因果関係を合理的に説明することによって恐怖を増幅させようとしているのだが、自分にとってはそれを考えることによって冷めてしまうようだ。

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常設展示室/原田マハ

ページ数

240

読了日

2023年8月15日

感想

ハレとケ。
常設展示室はケ。
いつでもそこに行けば会える一品。
大切な何かを気づかせてくれる。

六つの短編集。
最後の物語では不覚にも涙をこぼしてしまった。

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ひらいて/綿矢りさ

ページ数

189

読了日

2023年8月17日

感想

たとえ大学受験を控えた一年が、どんな誤りを犯していても、この一生の驚くべき現実に比べれば、二ヶ月のすばらしい旅行の最後の一日に風邪をひいているようなものである。

冒頭に出てくる仮装行列。
自分の出身高校にもあった。
調べてみたら著者もムラコウ。

感情と思考、言動がチグハグだった時代が蘇った。

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傭兵代理店/渡辺裕之

ページ数

464

読了日

2023年8月18日

感想

罠にはめられた元刑事は真犯人を追って傭兵になり巨悪を追い詰める。
表向きは質屋、裏の稼業は傭兵代理店。
この傭兵代理店にはもう一つの顔があった。

テンポよく展開するストーリー。
圧倒的な強さに裏付けられた安心感。
楽しみながら一気に読んだ。

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マチネの終わりに/平野啓一郎

ページ数

468

読了日

2023年8月21日

感想

ラストシーンが美しすぎて胸が熱くなった。
この二人なら過去を変えながら現在を変えないままでいられるだろう。

豊かな表現と繊細な心理描写を味わいながら読んだ。
自分の中ではこの作品は純文学の範疇にある。
純文学は苦手だが、ギターとバッハが好きだから読み通せたような気がする。
途中まで辛かったが、最後まで読んでよかった。

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異邦人(いりびと)/原田マハ

ページ数

421

読了日

2023年8月26日

感想

読み始めはどの人物にも好感がもてなかった。
次第に気持ちが二人に傾き始める。
清かで仄かな復讐劇。

京都の美しい景色、町並み、お祭り、料理、言葉、何もかもが懐かしかった。
作者の豊かな表現力が心地よかった。

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乃木希典と日露戦争の真実/桑原嶽

ページ数

357

読了日

2023年8月30日

感想

司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」とは異なる乃木希典像と日露戦争観。

職業軍人の観点で分析されているので、想像を膨らませた小説よりは多分真実に近いのだろう。
ただ司馬遼太郎を罵倒する表現は酷かった。
確かに司馬遼太郎も酷いことを書いていたと思う。
それにしても乃木希典を擁護するためとはいえ読むに耐えられない表現だった。
冷静な表現に努めておれば真実味を増したに違いない。

こじつけもありバイアスがかかっている箇所もあった。
タラレバも多かった。
巻末に乃木神社宮司の寄稿文があり、それも何らかの意図を感じさせる。

史料は残した者にとって都合のよいものしか残らない。
歴史は推理に過ぎないし時代によって解釈は移り変わる。
平和のために何事も鵜呑みにせず何者にも肩入れしないで生きていこうと思う。

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読書メーター

Posted in  on 8/31/2023 by rteak |  


2023年7月に読んだ本

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2023年7月に読んだ本は、7冊、2,653ページ。
2023年に読んだ本は、57冊、19,857ページ。

満願/米澤穂信

ページ数

323

読了日

2023年7月4日

感想

何かを守るために人は企む。
その企みはうまくいくことがあれば、失敗に終わることもある。

成功も失敗もそのプロセスの巧妙さに唸ってしまう短編集。

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月の満ち欠け/佐藤正午

ページ数

336

読了日

2023年7月10日

感想

最愛の人と再会するまで何度でも生まれ変わる。

あるかも知れない。
ないとは言えない。

あると信じれば気づくかも知れない。
信じなければ永遠に気づかない。

なら信じよう。
これ以上失うものはない。

紅月が聴きたくなった。

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クリムゾンの迷宮/貴志祐介

ページ数

393

読了日

2023年7月15日

感想

最後に謎は残ったけれどスリルに溢れた作品。

「サバイバルアイテム」「護身用アイテム」「食糧」「情報」、生き残るために一つだけ選べるとしたら・・・。

「授人以魚 不如授人以漁」(老子)を思い出した。

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翼をください(上)/原田マハ

ページ数

304

読了日

2023年7月17日

感想

「民族の違い、国家の違い、個人の違いはどうしたってある。それを認めて、受け入れること。それが共存共栄への第一歩だ」

「国威だ国益だと権力者が勝手に始めて、罪のない人々のささやかな幸せをいつのまにか奪いつくす。そうしてはならない。絶対に。」

以上は引用だが、とても大切なことだと思った。

下巻に続く

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翼をください(下)/原田マハ

ページ数

317

読了日

2023年7月19日

感想

「世界はひとつ」

この作品ではニッポン世界一周飛行を日本人だけの偉業としなかった。
これを不満に思う人がいるかも知れない。
それでもこの設定は「世界はひとつ」を具現するために必要だった。

大空を飛びたい。
肌の色は違うけれど同じ思いをもつ者たちが互いに認め、助け合いながら苦難を乗り越えていく。
日本人だけで偉業を成し遂げるべきという安っぽい考えはとっくにどこかへ飛んでいった。

この広い空のようにおおらかなこころを持ちたい。

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向日葵の咲かない夏/道尾秀介

ページ数

470

読了日

2023年7月22日

感想

終盤クライマックスで最後に放った両親への質問。
これが作品名の由来だったのか。
ネタバレになるので理由は言えないけれど。 

読後プロローグを読み返したら、描いたイメージが全く違っていた。

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暗幕のゲルニカ/原田マハ

ページ数

510

読了日

2023年7月29日

感想

ピカソが描いた平和への思いとそれを継ぐ者たちの物語。
不思議な縁と不屈の精神で私たちの「ゲルニカ」が本領を発揮できる場所に。

小さな写真で見るのと、縦約350cm ✕ 横約780cm の本物を観るのとでは、受ける印象が大きく違うのだろう。
いつか本物をこの目で観たい。

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読書メーター

Posted in  on 8/01/2023 by rteak |  


2023年6月に読んだ本

Reading
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2023年6月に読んだ本は、10冊、3,151ページ。
2023年に読んだ本は、50冊、17,204ページ。

勝てる投資家は、「これ」しかやらない MBA保有の脳科学者が教える科学的に正しい株式投資術/上岡正明

ページ数

245

読了日

2023年6月2日

感想

とてもわかりやすく、実行しやすい内容。

売買ノートやしくじりメモは難しそうだが、やってみる価値はあると思う。

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正欲/朝井リョウ

ページ数

386

読了日

2023年6月6日

感想

人は人、自分は自分。
人はそれぞれ違っていて当たり前。
分かりあえなくて当たり前。

自分を軸にするのは賛成だけど、それを他人に嵌めるのは反対。

分かりあえなくても互いに尊重しあえる関係。
そんなつながりが当たり前になれば、みんな生きやすくなるのにね。

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新世界より(上)/貴志祐介

ページ数

382

読了日

2023年6月11日

感想

回想録の形式で話が始まった。
牧歌的な雰囲気から徐々に不穏な空気が流れ出す。
若者特有の好奇心が災厄を招くことに。
不安を煽ったまま中巻につづく。

読んでいる途中で、ハリーポッター、猿の惑星、戦国自衛隊が思い浮かんだ。

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新世界より(中)/貴志祐介

ページ数

346

読了日

2023年6月13日

感想

一難去ってまた一難。
たまに休憩を取らないと息苦しくなる。

本当に大人ってやつは・・・。

こんな感想を書いている場合ではない。
早く下巻を読まねば。

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新世界より(下)/貴志祐介

ページ数

423

読了日

2023年6月16日

感想

最後まで緊張が解けなかった。

正義は人の数、生物の数だけある。
正義を他者に押し付けるから軋轢が生まれる。
他者を支配するから憎悪が生まれる。
個人を尊重する人が増え、寛容な社会になれば、平和に暮らせるのに。

望むべくもないか。

でも、諦めるのはまだ早い。

「想像力こそが、すべてを変える」

個人を尊重する世界を想像してみるか。

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デトロイト美術館の奇跡/原田マハ

ページ数

107

読了日

2023年6月18日

感想

裕福でなくてもアートと友だちになれる。
友だちの友だちは友だち。
立場を超えた友だちへの思いが起こす奇跡。

愛する者への熱い気持ちが涙を誘った。

久しぶりに友だちの家へ遊びに行ってみようかな?

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Cの福音/楡周平

ページ数

400

読了日

2023年6月22日

感想

制度面、心理面の脆弱性を突いた完全犯罪。
欲望に溺れ、隙を見せた人間が堕ちていく。
それを仕掛けた人間があざ笑う。
絶対に近づきたくない世界。

ニフティサーブでパソコン通信していた遠い昔の話。

肩入れしたい人間が一人もいなかった。

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教場/長岡弘樹

ページ数

274

読了日

2023年6月24日

感想

街で警察官を見かけると畏敬の念を抱く。
臆病者の自分では到底務まらない。

警察官に相応しい者を残す。
残った者を警察官に育て上げる。

教場での厳しいルールと特殊な教育課程。
それらは志願者たちを守るためにも必要なこと。

畏敬の念はさら深まった。

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442 Hz/森遊

ページ数

177

読了日

2023年6月25日

感想

6月25日、今日の言葉。
欲望はささやかな幸せを暗闇に追いやり、やがて消し去る。

生き物は産声をあげたときから生きる苦しみが始まる。
喜びを求めて他者との関わりをもつが、同時に苦しみも増えていく。

最後に書名の意味がわかり、思わず音叉を響かせた。

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透明カメレオン/道尾秀介

ページ数

411

読了日

2023年6月30日

感想

人は嘘の絆創膏で心の傷を隠している。
見えないものをあると信じて生きている。

姿は大人でも心は中2。
「はい、では曲いきます。ドラゴンフォースで『Wings of liberty』」



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読書メーター

Posted in  on 6/18/2023 by rteak |  


2023年5月に読んだ本

Reading
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2023年5月に読んだ本は、11冊、2,979ページ。
2023年に読んだ本は、40冊、14,053ページ。

空席/今野敏

ページ数

46

読了日

2023年5月1日

感想

短いので最後まで読んだがそれなりの内容。

地位を振りかざし現場を混乱させる管理官。
二律背反することでも冷静に判断し適切な指示を与えてくれる元署長。
前者は軽蔑され疎まれる。
後者は尊敬され頼られる。
出世するのは前者。
ありがちな組織の風景。

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地球星人/村田沙耶香

ページ数

258

読了日

2023年5月2日

感想

懐かしいお盆の風景から始まり、想像もつかない結末に。

毒親から虐げられ、生き延びるために人の顔色を伺う。
人と違えば常識がないと責められる。

自分のために生きることの難しさを改めて考えさせられた。

それにしても塾講師には虫唾が走る。

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いつか、虹の向こうへ/伊岡瞬

ページ数

326

読了日

2023年5月4日

感想

深酒と深情け。
それらが災厄を招くことに。
だが「情けは人のためならず」を体現する。

他人には優しくしておくものだ。

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群青の魚 条川署クロニクル/福澤徹三

ページ数

528

読了日

2023年5月8日

感想

介護問題や特殊詐欺等高齢化社会の問題がテーマ。

とにかくハラハラドキドキの連続。
新米刑事と新米警官の浅はかな行動にはいたたまれない気持ちになった。

老い先が見えても志を忘れなければ道を外れるようなことはない。

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アノニム/原田マハ

ページ数

279

読了日

2023年5月14日

感想

現実では一生知り得ない美術品オークションの世界。
この作品が誘ってくれた。

本来の目的だけでなく、ひとりの少年に希望と勇気を与えた最高のチーム。
1ミリのミスもないのにスリリングなのは、自分が臆病だからではない。
作家の力量によるものだ。

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テミスの剣/中山七里

ページ数

379

読了日

2023年5月20日

感想

冤罪の片棒を担いでしまった刑事。
その罪を認め真正面に向き合う。
そして二度と間違わないと誓う。

パンドラの箱を開け苦難の道を往くことに。
自ら正義の希望になれるのだろうか?

自分はこういう青臭い話が好みのようだ。

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結界(上)/津谷一

ページ数

356

読了日

2023年5月25日

感想

感想は下巻を読んでから。
早く下巻を読みたい!

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結界(下)/津谷一

ページ数

316

読了日

2023年5月26日

感想

下巻はいきなり緊迫した場面から始まった。
だが興奮は覚めモヤモヤ感が残る結果に。 

陰謀論が好きな人にとっては面白い作品だろう。

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#雨降る惑星/森遊

ページ数

263

読了日

2023年5月28日

感想

心の中は土砂降りでも優しさという傘があれば人は生きていける。
再び訪れることのない夏を共に過ごした三人は永遠の愛を手に入れた。

この話のBGMには「NO RAIN, NO RAINBOW」が合う。



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ギフト/原田マハ

ページ数

84

読了日

2023年5月30日

感想

女性が幸せを感じる瞬間の詰め合わせ。

超がつくほどの短編集だが、いずれもほっこりとさせてくれる。

お気に入りは「窓辺の風景」。

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ハマトンの知的生活/P.G.ハマトン

ページ数

448

読了日

2023年5月31日

感想

ハマトンの知的生活

一世紀以上も前に書かれた知的生活に関する本。

目新しいことは書かれていない。
多分、この本を参考にしながらも、脳科学等の研究成果を取り入れた本が世に多数出ており、それらを読んだからだろう。
それでも点頭を繰り返しながら読んだ。

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読書メーター

Posted in  on 5/31/2023 by rteak |  


2023年4月に読んだ本

Reading
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2023年4月に読んだ本は、9冊、3,263ページ。

2023年に読んだ本は、29冊、11,074ページ。

再生 角川ホラー文庫ベストセレクション/綾辻行人,鈴木光司,井上雅彦,福澤徹三,今邑彩,岩井志麻子,小池真理子,澤村伊智

ページ数

272

読了日

2023年4月5日

感想

結末を想像しながら読んだせいなのか、いずれも怖くなかった。

気に入った作品は澤村伊智の「学校は死の匂い」。
学校では幽霊よりも生きている人間の方が怖い。

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すべてがFになる/森博嗣

ページ数

524

読了日

2023年4月8日

感想

F の意味はすぐにわかった。
もちろん密室トリックまではわからなかったけれど。

ところどころでニヤリとしてしまう用語が・・・。
「そのやり方はデバッグの王道だね」など、ツッコミを入れながら楽しめた。

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さいはての彼女/原田マハ

ページ数

236

読了日

2023年4月9日

感想

計算通りにならないのが人生。
失意に打ち拉がれることもある。
それを癒やしてくれるのが新たな出会い。
自分で引いた線を乗り越えて風を起こせば一分の出会いが一生の宝になる。

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ぼぎわんが、来る/澤村伊智

ページ数

384

読了日

2023年4月11日

感想

章が変わるごとに主役が変わる。
でも真の主役はあの姉妹。
目まぐるしく展開する物語に目が離せなかった。

育児をしている男性にすすめたい。

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ししりばの家/澤村伊智

ページ数

352

読了日

2023年4月14日

感想

家族の理想像を守護するために住む者たちを操る。
決して住む者を守っているわけではない。
古めかしい家制度を想起させる。

我々も何かにこだわって誰かを苦しめているようなことはないだろうか?

この作品も読み応えがあった。

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ずうのめの人形/澤村伊智

ページ数

464

読了日

2023年4月16日

感想

登場人物に小説を読ませる。
「人間椅子」でも使われた手法。

「学校は死の匂い」にあった学校名に記憶が蘇る。
数え切れない伏線でいちいちアッと思わせる。

終盤にサラッと書かれていたが頭の中で大惨事が・・・。

中だるみはあったが読み切ったときの満足感はこの上ない。

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楽園のカンヴァス/原田マハ

ページ数

440

読了日

2023年4月23日

感想

芸術家の情熱は作品の中で永遠に生き続ける。
純粋にその作品を愛する者にしか感じられない情熱。

この小説にも同じような情熱を感じた。

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キラーシード"魔の種"/麻野涼

ページ数

313

読了日

2023年4月27日

感想

愚直に正直に生きていく者たちが利己主義者たちの悪事を暴いていくという安心の娯楽作品。

「テメーが医者ならチョウチョ、トンボも鳥のうちだ」という台詞は、同作者の「予断捜査」にもあった。
違いと言えば医者が刑事に変わっただけ。

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夏美のホタル/森沢明夫

ページ数

278

読了日

2023年4月30日

感想

犯罪がらみの小説ばかりを読んでいるとこういう小説で心を清めたくなる。
ついでに涙腺のゴミもきれいに洗い流せた。

気に入った台詞。
「他人と比べちゃうとさ、自分に足りないものばかりに目がいっちゃって、満ち足りているもののことを忘れちゃうんだってさ。」

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Posted in  on 4/30/2023 by rteak |  


【LIST】スマートフォンのバッテリーを長持ちさせる方法( Android Amazon Alexa Kindle 読書補助機能だけを使いたい人のために)

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Android で Kindle 本を聴きたい

  1. スマートフォンで Kindle 本を聴きたい
  2. Audible は高い
  3. Kindle Unlimited なら定額でいくらでも読める
  4. Android の TalkBack は操作が難しい
  5. Android の選択して読み上げはページめくりできない
  6. Android Amazon Alexa なら Kindle 読書補助機能で上記を解決できる
  7. Kindle 読書補助機能の欠点は文脈に応じた漢字の読み方が適切でないこと
  8. Android Amazon Alexa の欠点はバッテリーの消費量が多いこと

Kindle 読書補助機能の設定(Amazon Alexa)

  1. 設定 > ユーザー補助 > Kindle 読書補助機能 : 「有効」

バッテリーを長持ちさせる設定(Amazon Alexa)

  1. 設定 > アカウントの設定 > 音声ショッピング : 「無効」
  2. 設定 > ユーザー補助 > 字幕 > すべての字幕 : 「無効」
  3. 設定 > ユーザー補助 > 字幕 > Alexa 字幕サポート : 「無効」
  4. 設定 > ユーザー補助 > 字幕 > 字幕 : 「無効」
  5. 設定 > Alexa アプリの設定 > Alexa ハンズフリーを有効にする : 「無効」
  6. 設定 > 通知 : すべて「無効」
  7. 設定 > 保存した場所 : 登録しない
  8. 設定 > コミュニケーション > 拡張機能 : 「無効」
  9. 設定 > コミュニケーション > 通知 : 「無効」
  10. 設定 > ミュージック・ポッドキャスト > 自動再生 : 「無効」
  11. 設定 > カレンダー > カレンダーの通知 : 「無効」
  12. 設定 > リマインダー > スマートフォンに通知を送信 : 「無効」
  13. 設定 > デバイスの検出 > Wi-Fi ネットワーク上の利用可能なデバイスを表示する : 「無効」
  14. 設定 > 写真 > アップロードの設定 > 自動保存 : 「無効」

バッテリーを長持ちさせる設定(Android)

  1. 設定 > アプリ > Amazon Alexa > 通知 : 「無効」
  2. 設定 > アプリ > Amazon Alexa > 権限 : すべて「許可しない」
  3. 設定 > アプリ > Amazon Alexa > モバイルデータと Wi-Fi > バックグラウンドデータ : 「無効」
  4. 設定 > アプリ > Amazon Alexa > バッテリー : 「最適化」(「制限」にすると読み上げ中に停止してしまう)
Posted in  on 4/30/2023 by rteak |